土地

Q.底地を相続しましたがどうしたらいいでしょうか

相続した底地は税金の対象になりますか?

先日、私の父から「底地」というものを相続したのですが、これは、税金の対象になるのでしょうか。私は不動産関係の話は得意ではなく、身内でも父以外に不動産系の話に詳しい人はいません。ただ、従兄弟からは税金が関連してくるから、早いうちに整理して土地を使うかどうかを決めたほうが良いというアドバイスをもらいました。

現在色々とネットで調べながら、底地について調べているのですが、小難しい話ばかりで、これから相続した底地をどう扱うかはハッキリと決まっていません。うまく活用できる方法があるのでしたらそうしたいのですが、やり方も分かってません。そこで、底地の扱い方に関して色々とアドバイスをくれると嬉しいです。どうかよろしくお願いします。

底地は相続税の対象ですよ

まず、底地は普通の土地ではないということを理解しましょう。基本的に物件は、物件と土地の両方が地主の持ち物となっているケースがありますが、「土地だけ」が地主の権利の対象になっているところは底地といいます。

底地は、土地の権利をもっている人に、物件を建ててもよいかという賃貸人(物件を貸して利益を得る人のこと)と交渉し、お互いの合意が成立した上で、発生する権利です。この時、土地の権利をもっている人には「底地」、物件を建てその物件の権利をもつ賃貸人に、「借地権」が与えられます。

上記を踏まえた上で、質問主さんのもっている土地がどういったものかを理解されたかと思います。底地は被相続人から、相続した場合に、相続財産となりますが、そうなると当然相続税が課せられることに注意してください。底地の相続において、土地の価値は相続税評価によって算出されますが、土地の扱いづらさから第3者が評価した時は価値が低くなることが多いのです。

とはいっても底地は土地の価値とは比例せずに、相続した時の一定の税金がかかるケースもあるため、早めの対策をおすすめします。

底地を売却するケースが多い

不動産関係で働いている者です。底地は土地の評価が低く設定されがちなんですよね。これで結構悩んでいる地主さんは沢山いますよ。

私個人の意見としては、底地を相続する場合、売却したほうが良いと考えています。相続納税期間は約10ヵ月ほどありますが、被相続者の葬儀関係や個人の心理的な面もあって、相続を考える時間はないと思って良いでしょうね。

現在は底地の不動産価格は上昇傾向で、相続税評価よりも売却額が高くなるケースが多いです。加えて、相続人に労力をかけることはないので被相続人が前もって売却しておくことが理想ですが、相続した場合は、相続人がなんらかのメリットや活用方法がない限り、売却することをおすすめします。売却するなら、その土地の借地権者に交渉してみると良いですよ。借地権者からすると土地を得ることで本来の所有物として扱えるので、底地の価値は高いんです。普通に売るよりは売却しやすくなりますよ。